ホワイトキュラソーおすすめ5選｜ホワイトキュラソーとは？代用品やカクテルレシピも

おしゃれなバー飲むカクテルの中でも、オレンジの香りがするカクテルは印象に残りますよね。でも「香りはするのにオレンジが入ってないのはなぜ？」「家飲みで再現したいけど何を入れればいいかわからない」などと考えた経験はありませんか？そんなときにはホワイトキュラソーを入れましょう。

ホワイトキュラソーとは、オレンジの香りがするリキュールのことで、カクテルやお菓子作りに多く使用されています。代表的な銘柄のコアントローをはじめ、オレンジの果皮特有のフルーティーな風味が魅力です。カクテルからソーダ割り・お菓子の風味付けなど幅広く活躍します。

この記事では、ホワイトキュラソーの基本情報や有名な銘柄・おすすめ商品を紹介します。あわせて、家飲みにピッタリなカクテルレシピやおしゃれな飲み方・ホワイトキュラソーがない時の代用品も解説するのでぜひ参考にしてください。

ホワイトキュラソーとは、ブランデーやスピリッツにオレンジの果皮で風味付けをしたリキュールの一種です。ホワイトの名の通り無色透明ですが、しっかりとしたオレンジの風味が付いており、爽やかで華やかな味と香りを持ちます。

アルコール度数38～40度のホワイトキュラソーは、そのまま飲むよりもカクテルベースとして使われることが多い製品です。また、ジューシーなオレンジの香りを活かして、お菓子の風味付けにも用いられています。

その他にもブルーキュラソー・レッドキュラソー・グリーンキュラソーなど色のついたものもいくつか存在します。ホワイトキュラソーとの違いは、着色して色をつけたかどうかです。カクテルの色つけで使用されます。

ホワイトキュラソーの中で最もメジャーな銘柄が『コアントロー』です。19世紀にフランスのコアントロー社が開発したリキュールで、現在も創業当時の味を守り続けています。良質のオレンジだけを厳選した豊かな風味とまろやかな甘さが特徴です。

コアントローではコニャックをブレンドした『コアントロー ノワール』や、ブラッドオレンジを使用した『コアントロー ブラッドオレンジ』もラインナップしています。

オランダのメーカーであるボルスが製造する『ボルス トリプルセック』は、キュラソーの名称の由来となったオランダ領キュラソー島産オレンジの果皮と数種類の柑橘類をミックスした贅沢なホワイトキュラソーです。

こちらもバーでよく使われているリキュールで、コアントローよりリーズナブルです。オレンジをふんだんに使用しており、濃厚なオレンジとオレンジピールの風味が感じられます。

「ホワイトキュラソーが欲しいけどどこで売ってる？」と疑問に思う方も多いですよね。コアントローはイオンをはじめとする食品スーパーや成城石井・カルディなど輸入食材店で販売されています。店舗によってはドン・キホーテでも入手可能です。

また、酒屋のほか、ビックカメラの酒類を取り扱う店舗などでも取り扱いがあります。製菓材料専門店でも売られていますが、100mlなど少量サイズが主流です。

ホワイトキュラソーを使ったカクテルの中でも最もよく知られているのが、ブランデーベースの『サイドカー』です。ブランデーにホワイトキュラソーとレモンジュースをミックスしたカクテルでアルコール度数は高め。爽やかな香りと芳醇な味わいが楽しめるカクテルです。

ロシアの民族楽器の名前が付けられたカクテル『バラライカ』はサイドカーのベースをウォッカに変えてロシアをイメージして作られたカクテルです。ベースが無味無臭のウォッカに変わるとさらにオレンジの酸味が感じられます。ほんのり甘くさっぱりした飲みやすいカクテルです。

こちらもサイドカーとほぼ同じレシピで、ホワイトラムをベースにホワイトキュラソーとレモンジュースを加えて作ります。「これ以上ない究極のカクテル」と称され、アルファベットの最後の3文字が名付けられています。甘みと酸味の好バランスで飲みやすい味わいのカクテルです。

爽やかでほんのりとした甘みがあるカクテルが好きな人は、マルガリータがおすすめです。マルガリータは、テキーラをベースにしたライムジュースとホワイトキュラソーを混ぜ合わせて作るカクテル。ライムのさっぱりとした味わいとまろやかな甘みが飲みやすいので、普段お酒を飲めない人日もぴったりです。

カクテルよりも手軽なのに、パーティーでも映えるおしゃれな飲み方をお探しならソーダ割りがおすすめです。氷を入れたグラスにホワイトキュラソーを注いだら、お好みのソーダ水を注ぐだけの簡単さ。ライムやレモンのフレーバーソーダや、フルーツをプラスすれば見た目も華やかです。

ホワイトキュラソーは、上品なオレンジ風味が香るスイーツづくりにもおすすめです。ブルーキュラソーのように着色されていないので、マドレーヌやパウンドケーキなど素材の色を活かしたいお菓子にもぴったり。オレンジそのものを使用しないので、なめらかなチョコレート作りにも便利です。

カクテルを作る際にホワイトキュラソーがない場合の最適な代用品は、オレンジキュラソーです。オレンジキュラソーにもオレンジの果皮が使用されていますが、樽熟成またはカラメル色素などでオレンジ色が付けられている点が異なります。

オレンジキュラソーはオレンジ色が付いてしまうことがありますが、味や色味が濃いめなのでオレンジの風味をより強く出したいカクテルに代用しやすいリキュールです。

お菓子作りでホワイトキュラソーに代用できるリキュールは、オレンジキュラソーの一種であるグランマニエ・オレンジリキュールで作られるカンパリです。これらのリキュールは、オレンジの風味付けにぴったりで、さらに豊かな風味を加えたいならホワイトキュラソーのベースにもなっているブランデーも使えます。

オレンジの味だけをお菓子に加えたいときは、オレンジジュースをそのまま使ってみましょう。

ホワイトキュラソーは定番カクテルやソーダ割りはもちろん、お菓子の風味付けにも使えるリキュールです。有名な銘柄などにも注目して、オレンジの香りを活かしたカクテルやスイーツを楽しんでみてください。

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