ブルーキュラソーのおすすめ7選｜どんな味？簡単なカクテルレシピも紹介！

家飲みで市販のカクテルを飲むこともあるでしょうが、自分でオリジナルカクテルを作るのも楽しいものです。そんなカクテル作りに活用できるリキュールの1つが、ブルーキュラソーです。

ブルーキュラソーはその名の通り青い色が付けられたリキュールで、オレンジの果皮が使われているので爽やかな味わいが特徴です。色鮮やかなので、見た目にも楽しいカクテルが手軽に作れるのも、ブルーキュラソーの魅力といえます。

そこで今回は、ブルーキュラソーの基本情報や人気銘柄・おすすめのブルーキュラソーのほか、ブルーキュラソーを使った簡単カクテルレシピを紹介してみます。自宅でカクテルを作るためのブルーキュラソーを選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもキュラソーとは、スピリッツやブランデーなどにオレンジの果皮や糖分を加えて作られたリキュールの一種です。キュラソーの名は南米・カリブ海に浮かぶオランダ領のキュラソー島から来ており、キュラソー島産のオレンジを使って作られたことが由来とされています。このキュラソーに青い着色料を加えたものが、ブルーキュラソーです。

ブルーキュラソーの味は、オレンジの果皮などを使用されて作られたキュラソーがベースとなっているので、オレンジの爽やかな味です。特徴的なブルーは青い着色料が加えられているためで、色による味わいの変化はないといえます。

このような爽やかな味わいと色合いで、ブルーキュラソーを使ったカクテルは爽快で色鮮やかな味わいになります。

ブルーキュラソーの定番といえるのが、1575年から作られているオランダ生まれの「ボルス ブルー」です。伝統のレシピで作られたブルーキュラソーはアルコール度数控えめで、オレンジの果皮をはじめとしてハーブも加えられたユニークな味わいで、さまざまなアレンジも楽しめます。

歴史も古い定番の銘柄なので、迷ったときはまずボルス ブルーを選べば間違いないはずです。

「マリーブリザール ブルーキュラソー」は、1755年にフランスで創業された老舗リキュールメーカー「マリーブリザール」が製造しています。厳選されたハイチ産のビターオレンジの果皮を乾燥させたものを使用しており、さらに香料植物も加えたワインブランデーにひたして蒸留することで、特徴的な味わいとなっています。

ブルーキュラソーの大半は海外産ですが、「ヘルメス ブルーキュラソー」はサントリーが作ったヘルメスシリーズを代表するリキュールである国産ブルーキュラソーです。他の海外メーカーのブルーキュラソーよりアルコール度数が高めの40％で、鮮やかで美しい青色はトロピカルな雰囲気でさまざまなカクテルに使えます。

かわいいシンデレラのガラスの靴を模したボトルに入った、オーストリア・ザルツブルク産のブルーキュラソーです。アルコール度数は15％なので一般的なブルーキュラソーより低めですが、鮮やかな青いブルーキュラソーが美しいガラスの靴に入ったデザインはデザイン性が高く、インテリアとしても使えます。ボトルデザインにもこだわる方におすすめの1本です。

ブルーハワイは、ラムをベースにブルーキュラソー・パイナップルジュース・レモンジュースをミックスしたほのかに甘くさっぱりした爽やかなカクテルです。ラム30mlにパイナップルジュース30ml・ブルーキュラソー15ml・レモンジュース15mlをシェークしクラッシュアイスをいれたグラスに注いで完成です。

マリン・スノーは、ビールをベースにブルーキュラソーとカルピスなどの乳性飲料・炭酸水を合わせたカクテルです。基本の作り方は、30mlのブルーキュラソーに20mlの乳性飲料を加えてステアした後、100mlのビール・60mlのソーダを加えます。

ブルーキュラソーと乳性飲料の甘みがビールの味わいをまろやかにしてくれる、飲みやすいカクテルです。乳性飲料を混ぜることでブルーキュラソーの色合いが緑っぽく変化するのも特徴です。

ブルーキュラソーのブルーの色合いを生かした、フルーツの爽やかな味わいのカクテルとしておすすめなのが、「チャイナ・ブルー」です。10mlのブルーキュラソーに30mlのライチリキュール・90mlのグレープフルーツを、氷を入れたグラスに注いで混ぜるだけで完成です。

ライチ独特の香りとグレープフルーツのスッキリとした味わい、ほんのりとしたブルーの色合いが楽しめます。グレープフルーツを半量にして同量の炭酸水を入れると、より爽やかな味わいに仕上げられます。

パーティーなどで見た目のインパクトを重視したい方におすすめなのが、オレンジジュース割りです。作り方は簡単で、グラスに氷を入れてブルーキュラソーを15ml注ぎます。その後、レモンジュース15mlとオレンジジュース200ml加えて混ぜたら完成です。

材料も手軽にそろえられるため、挑戦してみてください。

シンプルにブルーキュラソーを味わうのなら、サイダー割りにしてみましょう。ブルーキュラソーと好みの量のサイダー・炭酸水・トニックウォーターをグラスに注ぐだけでできあがります。好みに合わせて、分量を調整しましょう。

余計なものが含まれていないので、ブルーキュラソーが持つフレッシュでフルーティーなオレンジの香りと味わい、ブルーの鮮やかな色が楽しめる、飲みやすくさっぱりとしたカクテルになります。また、ライムを添えるのもおすすめです。

ブルーキュラソーはリキュールなのでアルコールが含まれていますが、アルコールが苦手な方や、モクテルを作りたい方には、ノンアルコールのブルーキュラソーシロップが最適です。

ブルーキュラソーと同様にオレンジ果皮の風味と香りに、鮮やかな青色が付いたシロップなので、少量をサイダーや炭酸水・ジュースに混ぜるだけで、簡単にモクテルができます。アルコールベースにも使えるので、トロピカルな雰囲気のモクテルやカクテルを作るときにおすすめです。

色鮮やかなブルーとオレンジの味わいを持つブルーキュラソーは、アイディア次第でさまざまなカクテルを作れるリキュールです。ブルーキュラソーを使って、自宅でカクテル作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。こちらもあわせてご覧ください。