富士山麓ウイスキーおすすめ4選｜終売？口コミの評価も紹介！

「富士山麓」は2005年に発表された国産ウイスキーブランドです。「富士山麓」はキリンが運営する富士御殿場蒸溜所で造られています。日本人の味覚に合った、しかも世界に通用するウイスキー造りをめざし、1973年に創業を開始した蒸溜所です。

「富士山麓」は質の良いモルト原酒とグレーン原酒を絶妙に組み合わせ、深みのある味わいを引き出しているブレンデッドウイスキーです。富士御殿場蒸溜所では、モルツ原酒とグレーン原酒の二つの原酒を蒸溜しています。

通常、モルト原酒がブレンデッドウイスキーの味わいを決定づけるのですが、「富士山麓」はグレーン原酒をブレンドの軸としています。深みのある味わいが特長です。ウイスキー好きの間では知られている「富士山麓」はおすすめです。

世界の蒸溜所ほどの歴史はありませんが、創業以来低価格で美味しいウイスキー造りを続けています。「富士山麓」の手に取りやすい価格は、ウイスキー好きだけに留まらずウイスキー初心者からも人気を得ています。

最近はウイスキーも値上がりしていますが、求めやすい低価格で楽しめる「富士山麓」は家飲み派の強い味方ですね。

キリンウイスキーの強みは、多くの人に受け入れられる風味にあります。

2016年フランスの高級酒販売代理店デュガ社は、初めてキリンのウイスキーを輸入しています。そのほとんどは、老舗チェーン店ニコラが短期間で販売してしまいました。フランスでもウイスキーの魅力は受け入れられ、カクテルベースや日本食との組み合わせに人気が集まっています。

「富士山麓」はアルコール度数を高めの50％に仕上げています。ハイボールで飲んでもしっかりした味わいを楽しめます。近年、若者を中心におしゃれな飲み物としてハイボールが復活してきました。

若者がジョッキでハイボールを飲むスタイルは、ウイスキーのイメージを変えました。それに伴いウイスキー需要も増加傾向です。

キリンウイスキー「富士山麓」は商品名同様、富士山麓の地で造られています。世界でも珍しい、一つの蒸溜所でモルトウイスキーとグレーンウイスキーを造っています。蒸溜所周辺は、古くから水が豊富な地として知られています。

ミネラル豊富な水と澄んだ空気と緑の森に恵まれ、ウイスキー造りには最適の地です。樽に詰められた原酒は、澄んだ空気と森の中で静かに熟成期間を過ごします。ジャパニーズウイスキー独特の、澄んだ味わいと樽熟の香りが漂います。

ウイスキー原酒には2種類あります。モルト原酒とグレーン原酒です。トウモロコシ・小麦・ライ麦などの雑穀を原料とし、蒸留機で蒸溜、木製の樽で熟成されたウイスキーがグレーンウイスキーです。

ブレンデッドウイスキーである「富士山麓」は、グレーンウイスキーに強くこだわり製造されています。複数の蒸留機を使い分け、ライトタイプ・ミディアムタイプ・ヘビータイプ、3種類のウイスキー原酒を造っています。香味豊かなグレーンウイスキーは、世界的に評価されています。

富士御殿場蒸溜所で醸造された、モルト原酒とグレーン原酒をブレンドし作られたブレンデッドウイスキーです。アルコール度数は高めの50°です。

「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で金賞を受賞、世界的な酒類品評会の「インターナショナル・スピリッツチャレンジ（ISC）2015」では2年連続で金賞を受賞しており、世界でも高い評価を受けています。樽熟だけあってかなりの樽香です。2016年3月終売となりました。

富士御殿場蒸溜所で醸造されたウイスキー原酒を18年以上熟成させた、シングルモルトウイスキーです。「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）2014」において金賞を受賞した銘柄です。

樽熟50°と同じく2005年に発売開始されました。なめらかな口当たりで柔らかな味わいのウイスキーに仕上がっています。いろいろなフルーツを想わせるような香りとほのかなピートの香りもやってきます。アルコール度43°です。2015年5月終売となりました。

2016年3月麓樽熟50°のおいしさをさらに進化させ「富士山麓樽熟原酒50°」と商品名を改定し発売しています。容量も600mlから700mlに変更されました。

瓶詰前に冷却濾過される工程では、一部香味成分が析出され旨味を逃がしていました。冷却濾過せずに製造する「ノンチルフィルタード製法」が確立され、通常のウイスキーと違い味わいのある旨味を実感できるようになりました。2019年3月の出荷分を最後に終売となってしまいました。

シングルモルト18年、樽熟原酒50°は家飲み派にとって、気軽に愛飲できる数少ない国産ウイスキーでした。低価格帯が維持され根強いファンを多くもつブランドでした。終売の情報にはがっかりでしたが、2017年富士山麓シグニチャーブレンドが登場しています。

「富士山麓シグニチャーブレンド」は2017年4月、富士御殿場蒸溜所とDRINXでの専売品として販売開始されました。翌年8月からは、販路拡大により全国で販売されています。熟成原酒50°の上位グレードに位置づけられていた銘柄です。

シグニチャーブレンドのコンセプトは「熟成のピークを迎えた原酒のブレンド」です。熟成年数にこだわらず、熟成状態を見極め厳選した原酒のみを絶妙なバランスでブレンドした、ブレンデッドウイスキーとなっています。

ウイスキーは大人が楽しむ高価なお酒のイメージでした。財布にやさしい価格帯の商品だと、まずいと思われがちです。「富士山麓」はウイスキーの低迷期が始まった頃、「本格的なウイスキーを低価格で」との想いから製造が始まりました。気になる口コミを紹介します。

「富士山麓」を口に含むとフルーティな香りがやってきます。アルコール度数は高めの50°ですが、ロックでも、水割りでも楽しめます。今若者に人気のハイボールもいいですね。雑味のない飲みごたえを堪能できます。購入しやすい価格帯も大歓迎です。

「富士山麓」のおすすめの飲み方は、ストレート・トワイスアップ・ロック・ハイボールとさまざまな飲み方が楽しめます。樽熟原酒50°(樽熟50°)の終売により、後継となったシグニチャーブレンドのアルコール度数も高めの50°です。

シグニチャーブレンドは、熟成のピークにある原酒が厳選され世界に誇るブレンディング技術が生み出した逸品です。味わいはまろやかで芳醇さを感じます。ハイボールでも水割りでもいい香りはかわりません。

おつまみによってお酒の味も変わります。ウイスキーに合うおつまみもあります。定番中の定番はナッツ・スモークチーズです。どちらも調理の手間がかかりません。

お付き合いの2次会ではバーを利用する機会が多いです。バーでお馴染みのチョコレートもウイスキーと一緒に食べるとおいしくなります。

今若者中心に広がった飲み方のハイボールは、ほとんどの料理と相性がいいです。ソーセージやカツオのたたきも合います。おすすめのおつまみ探しも楽しみです。

キリンのウイスキー「富士山麓」は、ゆったりとしたい時に飲みたいです。お手頃価格で購入しやすいウイスキーです。口に含むとフルーティな香りが広がります。ロック・水割り・ハイボールと飲み方も楽しめます。富士山麓が楽しいひとときを演出します。