黒ビールのおすすめ10選|スーパーで買える？飲みやすいって本当？詳しく解説

黒ビールは、まろやかで甘い味わいビールが苦手な方でも飲みやすくておすすめです。一方で、黒ビールは独特なコク・甘み・香りがあるため、好き嫌いが分かれるビールでもあります。

さらに、黒ビールはスタウト・シュバルツなどスタイルの種類、日本・海外の黒ビールなど銘柄が豊富にあり、どれがいいか迷ってしまいます。黒ビールは、高アルコールのコク深い味わいのもの、後味がスッキリしたものなど、さまざまな種類があります。

そこで、本記事では黒ビールの選び方やおすすめ10選を紹介します。スーパーで買える安い黒ビール・本場の味が楽しめる海外の黒ビールなど多数紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

黒ビールとは、焦がした濃色麦芽を使用した黒～茶色の色をしたビールです。80℃以上の高温で麦芽を焦がして造られるため、チョコレート・ナッツ・カラメルのような香ばしい風味をしているのが特徴です。

黒ビールの味は、甘みがあるもの・後味がスッキリしたものなど、黒ビールの種類によっても違いがあります。香りや風味が強いので、甘めで深い味わいのビール好きにおすすめです。

黒ビールは、独特な甘い味・麦の香りが強いのため、まずいと感じる方もいるのが事実です。一般的なピルスナーなどと比べると、黒ビールは独特のコク・甘み・香りなどがあるため、好き嫌いが分かれる傾向にあります。

しかし黒ビールは、スタウトなど香りが強いもの以外にも、ジュバルツなど飲みやすいといわれている種類があります。黒ビールがまずいと感じる方でも、好きな黒ビールが見つかるかもしれないので、ぜひさまざまな黒ビールを飲み比べてみましょう。

エール系のビールは、爽やかな香りとコク深い味わいが特徴です。常温～高温で酵母を発酵させて造られる上面発酵製法を採用しているビールです。エールビールは、ワインのように香り深く、味わいをゆったり楽しめます。

特に、黒ビールは香り・風味にこだわっているエールビールが多く、食事やビールの味わいをゆったりと楽しみたい方におすすめです。

ラガー系のビールは、スッキリとしたのど越しが特徴です。低温で長時間貯蔵・熟成する下面発酵製法を採用しているビールです。ラガービールは、雑味のない爽やかで軽い味わいが楽しめます。

また、日本・世界のビールはラガービールが主流です。そのため、日本人が飲み慣れた味で、ごくごく飲める爽快なのど越しを楽しみたい方におすすめです。

スタウトは、強いローストの香りと飲みごたえが人気の黒ビールです。アイルランド発祥のエール系ビールで、どっしりとした濃厚な味わいのビールが好きな方にぴったりです。

黒ビールの代名詞ともいわれる「ギネス」がスタウトに分類され、チョコレート・カラメルのような甘いアロマの香りが楽しめます。また、アルコール度数も高めなので、ごくごく飲むよりはゆっくり楽しみたい方におすすめです。

ポーターは、高アルコールで苦み・香ばしさが抜群にいいと人気です。イギリスのロンドンで生まれたエール系ビールで、ホップのほどよい苦み・甘い味わいのバランスがいいのが魅力です。

また炭酸が強くないため、飲みやすいビールともいわれています。特に濃い味付けの料理によく合うので、食事と一緒に楽しめる黒ビールをお探しの方におすすめです。

デュンケルは、苦みが少なく甘いマイルドな口当たりが特徴です。ドイツのミュンヘン地方で造られていて、黒ビール特有のクセが少ないため、初心者や黒ビールが苦手な方にもおすすめです。

また、発祥地のミュンヘン地方で造られる「ミュンヘナーデュンケル」が世界で知られています。基本的にはエール系のビールが多いですが、ラガー系で造られるデュンケルもあるため、好みによって選んでみてください。

シュバルツは、スッキリとして飲みやすい黒ビールです。ドイツ発祥のラガー系ビールで、見た目は濃い黒色をしています。ほのかに甘みのあるスッキリとした味わいで、ごくごくとのど越しがいいのが特徴です。

また、日本のアサヒビールやキリンビールなどが販売するほとんどの黒ビールがシュバルツビールです。初心者の方でも飲みやすいので、ぜひ試してみてください。

黒ビールは、普通のビールと比べてアルコール度数が高めなビールが多いです。5～11％程度の黒ビールがあり、種類によってアルコール度数に大きな差があります。そのため、購入時にはアルコール度数は必ずチェックしておきましょう。

特に、スタウト・ポーターなどの黒ビールがアルコール度数が高いです。また、高アルコール度数の黒ビールを選ぶ場合は、飲みすぎず食事と一緒にゆっくり楽しむようにしましょう。

価格で選ぶなら、日本の安い発泡酒がおすすめです。海外の本場の黒ビールは500円前後と高いビールが多いため、特別な日や自分へのご褒美などにぴったりです。

安い価格重視なら、日本で販売している「エビス プレミアムブラック」「キリン一番搾り<黒生>」などが200円前後で購入できます。さらに値段が安い「麦とホップ 黒」などの発泡酒も人気です。

健康志向の方は、添加物やカロリーもチェックしましょう。黒ビールの風味や香りを保つために、酸化防止剤などを含んだビールもあります。添加物が少ないと、素材本来の味を楽しめるのもメリットです。

また、黒ビールは普通のビールよりもカロリーが高めです。特に砂糖が使われるスタウトビールはカロリー・糖質が高くなっているので、ダイエット中や健康を意識される方は飲みすぎないように気をつけましょう。

黒ビールは、「ギネス」などの有名なメーカーや「キリン一番搾り黒生」「エビスプレミアムブラック」など、日本の大手メーカーのビールがスーパー・コンビニで購入できます。

また、ドイツ・ベルギー・アメリカなど海外の珍しい黒ビールは、カルディ・酒屋などで購入できます。ただし、スーパーや酒屋でも在庫がないものもあるため、Amazonや楽天市場の通販で購入するのがおすすめです。

黒ビールはキンキンに冷やして飲むのではなく、10℃程度の温度が最適だといわれています。ぬるいと感じる程度の温度が、黒ビールのロースト香を感じられます。また、グラスなども冷やしすぎないのが美味しく飲むコツです。

さらに、黒ビールは味や香りが濃いため、ウィンナー・チーズ・燻製・スパイス料理など、濃い味のおつまみと相性抜群です。チョコレートなどのスイーツとも相性がいいので、一緒に楽しんでみましょう。

黒ビールが苦手な方でも、簡単アレンジで飲みやすいと人気のカクテルがあります。中でもおすすめなのが、黒ビールフロートです。黒ビールの上にバニラアイスを適量乗せるだけの簡単アレンジで作れます。

また、黒ビールとシャンパンを同じ量で割るブラック・ベルベットもおすすめです。見た目も美しく、ビールのコクとシャンパンの爽やかさがマッチして、黒ビールが苦手な方でも飲みやすくなります。

黒ビールは、ギネス以外にも日本・海外のさまざまな種類の黒ビールがあります。黒ビールの種類によっても好き嫌いが分かれるので違いを理解しておきましょう。ぜひ本記事の選び方・おすすめ商品を参考に、飲みやすい黒ビールを見つけてみてください。