プリン体ゼロのビール人気おすすめ5選｜第3のビール・発泡酒の比較も

摂りすぎると尿酸値を高める可能性があるとされているのがプリン体です。そんなプリン体はビールにも含まれるので、毎日のようにビールを飲むのが日課になっているとそう簡単にやめるのが難しい場合もあります。

しかし、高尿酸血症や通風にはなりたくない…こんな悩みはありませんか？プリン体が気になるけどビールが飲みたい、そんなときはプリン体ゼロのビールをおすすめします。とはいえ、プリン体ゼロのビールって美味しいの？まずいなら飲みたくないと思う人も多いはずです。

そこで、この記事ではプリン体ゼロビールの選び方とおすすめ商品をご紹介します。プリン体ゼロビールとはどんなものか、どんな効果が期待できるのか、第3のビールや発泡酒との違いは何かについても解説するので、最後までぜひご覧ください。

プリン体とはビール・肉・魚などさまざまな食材に含まれる成分です。体内で生成されたり分解されたりする物質なので、体に悪いわけではありませんが、体内に過剰に蓄積されると痛風などの原因となります。このプリン体が含まれていないビールをプリン体ゼロビールと言います。

ビールとは書いてありますが、分類は発泡酒や第3のビールとなります。麦芽を使用しないので苦味がなくマイルドで飲みやすいのが特徴です。

まず、そもそもビールとは「原料に使用している麦芽の割合が1/2以上のもの」と定義されています。そして、発泡酒とは「原料に使用している麦芽の割合が1/2未満のもの」または「副原料がビールとして認定される量を超えて入っているもの」を言います。第3のビールはこれらとは定義が異なるため、この名称で呼ばれています。

具体的には、麦芽を一切使用していないお酒、あるいは発泡酒にリキュールなど別のお酒を混ぜたものを第3のビールと呼んでいます。酒税法上、安いお酒を消費者に提供するために生まれたジャンルです。

プリン体は体内でも生成される成分ですが、アルコールの中ではビール2多くのプリン体が含まれています。

プリン体を摂取しても尿酸として排出されますが、プリン体を過剰摂取すると排出されない分が蓄積され高尿酸血症になり、通風に発展する可能性があるのです。毎日のようにビールを大量に飲む人は気をつけましょう。

プリン体は食材にも含まれています。ビールをプリン体ゼロにしても、プリン体を多く含むおつまみを食べていればあまり意味がありません。プリン体がきになる場合は、おつまみにも注目しましょう。

ビールを飲む場合は、できるだけプリン体が少ない食材を使ったおつまみを選ぶよう心がけてください。目安は1日400mg以下です。

プリン体ゼロのビールは、キリン・アサヒ・サッポロなどからも販売されています。メーカーによって風味が異なるため、好みはわかれるかもしれません。初めてプリン体ゼロビールを飲む場合は、500mlより少量の350mlから試すのがおすすめです。

いくつか飲み比べてみて、自分に合うメーカーを見極めましょう。

プリン体ゼロのビールはアルコール度数が高いとアルコール臭を感じやすい傾向があります。基本的にプリン体ゼロのビールはアルコール度数が低めです。アルコール度数の好みは人それぞれですが、飲みやすさを重視したいのであればアルコールが低めのものをおすすめします。

プリン体ゼロの第三のビールは、糖質や人工甘味料の有無でも風味が変わります。穀物ベースか発泡酒にスピリッツベースかによっても変わりますが、糖質・人工甘味料・プリン体すべてゼロだとあっさりしすぎてノンアルビールのように感じがちです。

好みに合わせてその他の成分にも注目しながら、自分好みのプリン体ゼロビールを選んでください。

淡麗プラチナダブルは原料の見直し・発酵を抑制する独自技術で、新しく生まれた銘柄です。キレのある味わいや、ビールらしいのどごしは維持しつつ、プリン体の量は抑えられています。

プリン体ゼロ製品の中でも、美味しくてゴクゴク飲めると好評です。比較的度数が高いので、お酒として楽しみたい方にもおすすめです。

のどごしゼロは爽快な味わいが特徴のプリン体ゼロビールです。プリン体・糖質・甘味料ゼロで、香料も使用していませんが、ホップを通常の工程よりも遅い段階で投入することで、飲みごたえのある味わいを実現しています。

食事に合うプリン体ゼロビールを探している方や、ビールらしい爽快感を求めている方におすすめの銘柄です。

スタイルフリーパーフェクトはプリン体・糖質・人工甘味料・着色料いずれもゼロを実現した銘柄です。これだけの項目がゼロでありながら、つちかわれた経験と厳選した麦を活かし、爽やかでおいしい味を実現しています。

度数は6%と高めなので、ビールや辛口のお酒を飲んだような満足感もあります。健康を意識している方はぜひお試しください。

ビールの糖質や糖分の摂りすぎが気になる方は糖質ゼロビールもチェックしましょう。糖質ゼロビールとは「100mLあたりの糖質の量が0.5g未満」のビールのことで、通常のビールを飲むより糖分の摂取量を大幅にカットできます。

ちなみに、似た名前のものに糖質オフビールがあります。こちらは「100mLあたりの糖質の量が2.5g以下」のビール、または別製品と比較して糖質がカットされているビールを指します。糖質オフビールも糖質ゼロビールも、糖質が少ない点では共通していますが、少しでも摂取する糖質を減らしたい方は糖質ゼロビールを選びましょう。

本麒麟は独自の長期低温熟成や、麦のおいしさを最大限引き出すデコクション製法などこだわり抜かれた方法で製造されています。実際に飲んだ方々の間では「うまい！」「まるでビールのよう」と評価も上々です。

そんな本麒麟に含まれるプリン体の量は100mL当たり7.5mgで、新ジャンルビールの中では比較的多めです。キリンの味わいを楽しみたいけれど痛風が心配とお悩みの方は、同じくキリンの「のどごしゼロ」を選びましょう。

サッポロから販売されている「うまみ搾り」は、プリン体ゼロのノンアルビールでありながら、尿酸値を下げると言われるアンセリンを含有しています。

肝臓を労るために休肝日を決めているけどなんとなく飲みたい、そんなときは、プリン体ゼロのノンアルビールをおすすめします。

尿酸値が気になるけどビールがやめられないときは、プリン体ゼロのビールを楽しみましょう。国内の主要メーカーからもプリン体ゼロのビールが販売されています。ビールだけでなく、おつまみにもプリン体が少ないものを選んで、美味しくお家飲みを楽しみましょう。