ラフロイグおすすめ15選｜クォーターカスク・10年が終売？種類や評判も紹介

ラフロイグのウィスキーは独特な香りと風味で好き嫌いが大きく分かれます。個性の強いウィスキーだけに興味がある人も多いです。しかし、いざ購入するとなるとどれを買えばいいのか、またどうすれば美味しく飲めるのか悩んでしまいます。

ラフロイグの一部の価格が近年高騰し、中には原酒不足により終売になった商品もあります。品薄で希少価値も上がっているため、ますますラフロイグのウィスキーを試したくなります。終売されたウイスキーは再販されるのかも気になるところです。

この記事では、ラフロイグクォーターカスクの飲み方を初級者向け・上級者向けに分けてご紹介。また、クォータカスクを含むラフロイグ全種類の中から自分に合った商品の選び方も解説します。ラフロイグクォーターカスクとラフロイグ10年の違いや、気になる評判と口コミ、セレクトカスク・トリプルウッドなどのおすすめ商品もご覧いただけますので、ぜひ最後までお読みください。

ラフロイグは非常に個性の強いウィスキーです。飲んだ人は必ずその独特な香りに言及し、一応にして「薬品や海藻の匂い」だと言います。それもそのはずラフロイグが作られる環境には海が密接に関係しており、醸造に使われるピートには海藻や貝など海産物の香りが多く含まれています。

潮の香りをたっぷり含んだピートを焚くためスモークヨード感が強く現れ、あの独特な風味が生まれるわけです。あなたも海の香りいっぱいのラフロイグを味わってみませんか？

ラフロイグクォーターカスクは希少価値が上がり、価格が高騰しています。ラフロイグ10年と比較されがちなラフロイグクォーターカスクですが、ラフロイグクォーターカスクだけ終売になっているため、ラフロイグクォーターカスクの人気の高さが伺えます。ラフロイグ10年は終売の噂が出ていますが、正式な発表はありません。

ラフロイグクォーターカスクの価格高騰の理由は、ラフロイグの蒸留所の原酒不足です。ラフロイグに限らす原酒不足は世界でも深刻な問題となっています。再販を待ち望まれる所ですが、サントリースピリッツでは、ラフロイグクォーターカスクを過去に再販したことがあります。

現時点では再販予定はありませんが、もし再販されれば数量限定販売のためマメに再販情報をチェックしてください。

ラフロイグクォーターカスクの魅力と言えば、強烈なピート香・スモーキー感です。この独特な香りの秘密はラフロイグクォーターカスク独特な製造方法にあります。まず従来のバーボン樽で熟成させ、その後クウォーターカスクに移し、さらに熟成させて作られます。

クォータカスクとは4分1サイズの樽を言います。このように通常よりも小さな樽を使用すると原酒と樽の接地面積が増え、熟成期間を早められます。樽の影響をより受けるので、個性的な香りができあがるのです。

ラフロイグでよく比較されるのが、ラフロイグクォータカスクとラフロイグ10年です。違いはなんと言ってもそれぞれの香り。ラフロイグ10年の方が甘いバニラ・クリームの香りが強いです。ラフロイグを初めて飲む人にはラフロイグ10年の方が飲みやすく感じるかもしれません。

さらにラフロイグを知りたい人・もっと強い香りが好きな人にはラフロイグクォーターカスクをおすすめします。

ラフロイグクォーターカスクは非常に個性的なウィスキーであるだけに、実際に飲んだ人はどんな感想を持っているのか気になりませんか？ここでは、そんな愛飲家たちの正直な口コミをご紹介いたします。ご購入の際の参考にしていただければ幸いです。

前評判で得ていた薬品の匂いや海藻の匂いといった印象も、飲んでみると意外とハマる人が多いのがラフロイグです。スモーキー・スパイシー・甘みなどさまざまな味わいが楽しめる奥深いウィスキーをあなたも味わってみませんか？

ラフロイグにはクォーターカスクを含め全10種類あります。熟成年数ごとに種類別されており、10年ものから40年ものまであります。クォーターカスクは通常よりも小さな樽で熟成させるため熟成期間が7年と浅くなっています。

味の評価で目立つのはヨード香、続いてフルーティな味わいが楽しめるものがメインです。10年ものは日本国内でも比較的安く手に入りますが、30年や40年ものになると、破格の値段がつけられている場合があります。

味を重視する方はぜひ製造工程にご注目ください。熟成に使用する樽や接地面積によって熟成年数が変わり、味も大きく変わります。ラフロイグの味は、ナッツのような香ばしさ・甘味・ウッディ・まろやかさなどをはじめ、薬品臭さなどに形容されます。

かなりクセの強いお酒ですが、いろいろ飲み比べてみると好みの味がきっと見つかります。好きな味に出会えたらハマのは間違いなしです。

ラフロイグの瓶に記載されている年数・年代もぜひチェックしてみてください。熟成期間が長ければ長いほど希少価値のある商品です。30年ものや40年ものになると入手困難で、すぐには手に入らないものもあります。また、価格も非常に高くなり、特別感が増します。

長期熟成のものは味も香りもクセがより強くなりますので、初心者の人には10年ものがおすすめです。徐々に熟成年数の長いラフロイグに移行すると、味の違いが楽しめます。

ラフロイグは国内企業のサントリーからも販売されています。一般的に国内で販売されているものは価格も安く、購入しやすい傾向にあります。ウィスキーに馴染みがない人やラフロイグを初めて飲む人は、まずは国内販売のラフロイグから飲み始めてみませんか？

ラフロイグの中には国内では取り扱いのないものもありますので、海外に行ったときに購入しましょう。また、記念ボトルなども販売されます。そういった商品は非常に高値がつく可能性があります。

ラフロイグクォーターカスクの香りと味わいをそのまま楽しむにはストレートがおすすめです。しかし、これはラフログ愛飲歴の長い上級者向けです。これまでにラフロイグを飲んだ経験がある人はぜひストレートでお楽しみだくさい。

人によってはクセの強い薬の匂いに似ていると評価されるので、慣れていない人には好みが分かれる飲み方かもしれません。

ラフロイグクォーターのフルーティな味わいを引き出したいのでしたら、ぜひロックでお召し上がりください。氷はウィスキーを急激に冷やし、香りや刺激を和らげます。また、氷によって引き出されるフルーティさは初心者にもおすすめです。

氷がウィスキーに溶けて鳴る音もお酒の席をムーディにしてくれます。個性あふれる味わいをロックで楽しんでみませんか？

炭酸水やジンジャーエールと割るハイボールは最も飲みやすい方法です。ハイボールはすっきりと爽やかな味わいになり、ウィスキーが苦手な人にもおすすめです。お料理にもよく合いますので、お食事と一緒にお楽しみいただけます。

特にコッテリした料理はさっぱりとしたハイボールの清涼感と相まって、美味しさ倍増間違いなしです。

ウィスキーといえば水割りとお考えの人も多い中、実はラフロイグクォーターカスクは水割りに向かないと言われています。水割りにすると違和感のある味わいになってしまい、クセのある個性的な味わいが楽しめないかもしれません。

ラフロイグクォーターカスクは飲み方も個性を発揮するウィスキーだと言えます。美味しくいただくためには、水割りは避けましょう。

ラフロイグクォーターカスクは個性が強いだけに、ひとくち飲めばすっかりとりこになる可能性を秘めたウィスキーです。今までに経験のない香りと味わいは本格派ウィスキーの証と言えます。あなたも魅力的なラフロイグクォーターカスクを味わってみませんか？