宮城の日本酒おすすめ人気ランキング10選【レアで入手困難なものも】

今回の記事では宮城の日本酒人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では日本酒について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

東北地方の宮城県にも美味しい日本酒がたくさんありますが、なんと宮城県は、世界が認めるプレミアムな日本酒をも生み出しているのです。手作りやなかなか手に入りにくいレアな日本酒も。ぜひ飲んでみたい！と思われる方も大勢いるのではないでしょうか。

たくさんの種類の中から「自宅で自分が飲みたいもの」を選ぶのは意外と難しくて、どれがいいのか迷ってしまいますよね。でも実は宮城の日本酒は一ノ蔵や浦霞・栗駒山・阿部勘などの有名な銘柄も多く、エリアによって個性があるなど選ぶポイントはいろいろあります。

そこで今回は宮城の日本酒の選び方とランキングをご紹介します。ランキングは価格・味わい・内容量などを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。フルーティーな日本酒、仙台でしか買えないお酒や仙台地酒が欲しい方も必見です。

宮城の酒造りは1604年から行われており、1608年に食通で酒を愛した伊達政宗によって仙台藩御用酒屋が設立されました。これにより醸造技術が向上し、洗練された宮城の日本酒が製造されていきました。

宮城の日本酒の特徴は、淡麗辛口です。酒質の良い銘柄が多く、全国新種鑑評会で2年連続（2016〜2017年）金賞受賞率第1位という実績も誇ります。代表的な品種である蔵の華は、酸度・アミノ酸が低く低タンパクですっきりとした味わいを楽しめます。

また、もうひとつの代表的な品種の吟のいろはは、味わい深く芳醇な香りが特徴で、優しい口当たりを楽しめます。宮城の酒造好適米で造られた日本酒こそ宮城の特徴と言えるでしょう。

数ある宮城野日本酒の中から自分に合った商品を見つけるために、選ぶ際のポイントをいくつか押さえておきましょう。

日本酒でよく聞かれる甘口や辛口は、おもに日本酒度で決められています。具体的にどのようなものなのでしょうか。

日本酒度は、日本酒の中に含まれる米の養分の比重を数値化したものです。米を醸していく過程において、米の養分が少なくアルコールの比重が高くなると、すっきりキリリとした味わいになり、数値は＋の辛口になります。

日本酒度の数値は＋6.0から-6.0まであります。辛口とは反対には、米の養分が多く残っているほど味がまろやかで、数値が-の甘口でになっていきます。+になるほど辛口、-になるほど甘口ということになります。

宮城の日本酒の中でも、一ノ蔵や佐浦など、特にチェックしておきたい蔵元やブランドがあります。ここでは、いくつかの蔵元やブランドについてご紹介します。

宮城を代表する蔵元といえば、まずは一ノ蔵でしょう。北エリアに位置する大崎市にある蔵元で、辛口かつすっきりとした味わいを楽しめる日本酒を多く製造しています。最近では女性からの支持も多く、ますます注目が集まっています。

佐浦は、創業300年という歴史をもつ蔵元です。佐浦の日本酒は、透明感があり、すっきりとした味わいが特徴です。佐浦が製造する日本酒の中で特に人気の銘柄が、山田錦 純米大吟醸酒 浦霞です。

味わいは辛口ですが、爽快感があるため飲みやすくなっています。日本酒好きの方はもちろん、あまり飲みなれていない方でも美味しく楽しむことができるでしょう。

中勇（なかゆう）酒造店が造る天上夢幻 大吟醸 山田錦は、世界最大級の日本酒品評会であるSAKE COMPETITION2019において世界一に輝いた日本酒です。華やかな吟醸香に加え、果実の様な含み香があります。上品で柔らかく、優しい口当たりでキレの良い大吟醸です。

天上夢幻という名前の通り、一口飲めば天にも登るような豊潤な香りを楽しむことができますので、日本酒好きの方にはぜひ一度試してほしい商品です。

勝山酒造は、数々の美味しい日本酒を生み出していることで知られる仙台地酒です。勝山酒造が造る日本酒の中で特に有名なのが、ロンドンで開催された世界最大規模のワインコンテストのSAKE部門で最高賞を受賞した勝山 献です。

山田錦の豊潤な味わいとフルーティーな香りが特徴で、和洋問わず料理との相性も抜群です。以下の記事では、おすすめの勝山酒造の日本酒をご紹介しています。ぜひご覧ください。

新澤醸造店が造る伯楽星は、究極の食中酒として各方面から絶賛されている日本酒です。フルーティで果実酒のような清涼感を味わうことができ、また、伊勢志摩サミットで総理夫人主催の食事会で披露されたお酒としても知られています。

宮寒梅は、メディアでも多く取り上げられている人気の日本酒です。すっきりとした飲み口と爽やかな後味が特徴で、春らしいお酒のため花見などの春のイベントにもぴったりの日本酒です。

宮寒梅を製造している寒梅酒造は、100年を超える歴史を持つ老舗です。可愛らしいパッケージの商品も多いため、女性からの注目も集めています。

墨廼江は、石巻市にある墨廼江酒造が製造する辛口の日本酒です。キレのある淡麗の味わいが特徴で、米の旨みもしっかりと感じることができます。冷でも燗でもおいしく飲める優秀な日本酒としても人気があります。

阿部勘酒造店は、小さいながらも高品質な日本酒を製造している、知る人ぞ知る酒蔵です。中でも阿部勘は、とにかく飲み心地がよく、繊細な料理とよく合う日本酒として人気があり、日本料理店などでも使われる一度はチェックしておきたい一本です。

また、阿部勘には夏らしい金魚のラベルをあしらったものもあり、女性にからの注目も集めています。

クリアでキレのいい栗駒山の伏流水を使用し、誕生した銘柄を栗駒山として命名しました。目指す酒質は伏流水の如く、クリアでキレのあるフレッシュでさわやかな味わいになっています。全ては水にこだわるからこそ生み出される味わいです。

荻野酒造は、宮城県北部の宿場町有壁で創業されたメーカーです。金成有壁はその昔、「萩野村」と呼ばれており、その地酒として「萩の鶴」と命名された中心銘柄を販売しています。スッキリとした飲み口が特徴で、海の幸や上品な和食と合わせるのもおすすめです。

平孝酒造は、魚介類が豊富に水揚げされることで有名な、石巻市にある酒造です。世界三大漁場のひとつである「三陸・金華山沖」があり、お寿司などの魚介類に合う酒造りが行われています。

代表銘柄には「日高見 芳醇辛口 純米吟醸 弥助」などがあり、柔らかい口当たりとすっきりとした後味が魅力です。

DATE SEVEN（伊達セブン）は、ほぼ入手不可能とされている、プレミアムで幻の日本酒です。宮城の7つの蔵元が集結して製造した醸造酒で、フルーティな味わいが特徴です。まさに宮城を代表するプレミアムな日本酒で、人気が高く入手困難となっています。

ラベルもローマ字でおしゃれなデザインになっているため、気になる方は、ぜひ頑張って入手してみてはいかがでしょうか。

宮城の日本酒は、エリアによっても味わいに大きな違いがあります。各エリアごとの味わいについて、チェックしていきましょう。

三陸エリアは、海に面した気仙沼市や石巻市、東松島市などを有するエリアです。東北本来の端麗辛口だけではなく、甘口で飲みやすいものやフルーティーな味わいのものなど、バラエティー豊かなお酒が豊富です。

例えば、気仙沼市にある酒蔵角星は純米大吟醸酒の水鳥記が有名で、1回火入れの瓶貯蔵にこだわり、淡麗辛口の中にも芳醇な香りと口あたりの良さが魅力です。また、同じく気仙沼市の酒蔵の男山本店では、気仙沼の海に広がる青い空のような爽やかな吟醸香の蒼天伝が有名です。

県北エリアは、山形県との県境にあり、宮城の日本酒を語る上では外すことのできないエリアです。伝統的な淡麗辛口や高級吟醸酒が中心で、東北の良さにどっぷりと浸かることができます。中でも、特に加美町にある田中酒造店、三和酒造店、中勇酒造店が有名です。

田中酒造店は、宮城県唯一、生酛（きもと）造りの純米酒を復活させた蔵元として有名。また、中勇酒造店では、奥羽山系の伏流水を使用し、直火和釜蒸しという技法で酒米を蒸しています。本来であれば最高級の日本酒のみに使用する技法です。

仙台エリアには、当時より唯一現存する伊達家御用達の勝山酒造や、宮城最古の造り蔵を所有する内ヶ崎酒造店など、歴史と共に古くから伝わる高級吟醸酒を堪能できます。仙台でしか買えないお酒を探している方におすすめです。

また、内ヶ崎酒造店の日本酒は、第11回インターナショナル・サケ・チャレンジにてGOLD MEDALに選ばれています。仙台藩御用酒の息吹を感じたい方は、仙台エリアの日本酒から選んでみると良いでしょう。

県南エリアには、東北らしい端麗辛口の日本酒のほか、日本酒に強くない方でも楽しむことができるロゼや甘口の日本酒など、ラインナップが豊富です。蔵王酒造の大吟醸 蔵王は淡麗辛口の非常に爽やかな飲み口で、平成28年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞する銘酒です。

また、甘口がお好きな方には、同じく蔵王酒造の純米吟醸 花山吹蔵王もおすすめです。酒米に美山錦を使用した、贅沢な味わいを堪能することができます。選択肢の幅が広いため、贈り物を選ぶ際にもおすすめです。

日本酒をどのような目的で購入するのかによっても、選ぶ価格帯や銘柄が変わります。実際に購入する目的を明確にして、ぴったりな商品を選んでいきましょう。

日本酒は、大切な方へのプレゼントや贈り物としても選ばれています。プレゼントや贈り物として選ぶ場合には、一般酒よりも吟醸酒などの高級な日本酒がおすすめです。また、相手が日本酒に詳しい方であれば、宮城のプレミアがついた日本酒なども喜ばれます。

しかし、レアな高級品であればあるほど価格が高くなりますので、予算の範囲内で無理をせずに選びましょう。

自分の普段呑み用として日本酒を選ぶなら、価格が安く美味しい一般酒がおすすめです。スーパーや通販などで格安で販売されている商品もあれば、有名な銘柄でありながらコスパが良い日本酒もあります。

あまりにも価格の安い商品は口に合わない場合もありますので、口コミやレビューなどを参考にして選ぶのも良いでしょう。

自宅呑みやパーティ用に日本酒を用意する場合には、大人数で楽しめる、コスパの良い大容量サイズがおすすめです。日本酒は飲みやすい商品も多く、人数が多いほどすぐに無くなってしまいますので、コスパ重視で選びましょう。

複数の銘柄を少しずつ試してみたいという方や、贈り物として日本酒の購入を検討している方は、セット商品もおすすめです。少量サイズで複数本がセットになっているため、安価でさまざまなお酒を楽しむことができます。

宮城の日本酒の中で気になる商品を1本ずつ購入していくと金額も高くなり、すべてを消費するにも時間がかかってしまいますので、セット商品をうまく取り入れてみましょう。

最近では、スパークリング日本酒が多く販売されていて、飲みやすいことから女性からの注目も集めています。

人気の銘柄からも次々と美味しいスパークリング日本酒が登場していますので、女性と宮城の日本酒を楽しむなら、スパークリングを選んでみましょう。

宮城の日本酒は、ピリリとした淡麗辛口が特徴ですが、甘口のにごり酒やフルーティーな香りが楽しめる日本酒、さらには作り方の違う、米・水・麹のみを原料として製造されているどぶろくや甘酒も人気があります。

たまにはいつもと違う日本酒を試してみたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

日本酒を選ぶ際には、飲み方で選ぶのも重要なポイントです。日本酒には、熱燗や冷や、温燗などの飲み方があります。好みで選ぶのも良いですが、それぞれの日本酒ごとに適した呑み方がありますので、購入する際にはパッケージをチェックしてみると良いでしょう。

酸度は、日本酒に含まれる酸味を示す数値です。酸度が高ければ高いほど、刺激的な味わいになり、酸度の数値が低ければ低いほど、優しくまろやかな味わいになります。

酸度の高い日本酒は癖のある商品が多いため、普段日本酒を飲みなれていないという方は、酸度の低い商品がおすすめです。

自作の料理の種類や味によって、日本酒の種類を変えてみるのもおすすめです。洋食や和食、濃いめの味や薄味などの違いで、辛口甘口や淡麗農熟など、料理が引き立つ味を見つけ出すのも楽しみの1つではないでしょうか。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

宮城の日本酒が好きなら全国どこからでも無料で会員になれる「日本酒サポーターズ倶楽部・宮城」が人気です。きき酒の会や日本酒に関するイベント情報など、宮城のお酒をめいいっぱい楽しめる仲間の集いです。

宮城の日本酒をより美味しく楽しむなら、おちょこや徳利などにもこだわるのがおすすめです。自分好みのおちょこや徳利で気分が上がるだけではなく、口当たりなども変わってきます。

以下の記事にて、おちょこの人気おすすめランキング15選【有田焼など有名な物も！】や粋に呑む！人気の徳利おすすめランキング10選【冷酒・熱燗】をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

今回は宮城の日本酒についてご紹介しましたが、全国各地で美味しい銘酒が製造されており、それぞれに違う美味しさがあります。以下の記事にて、福島や山形、九州などの日本酒の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ここまで、宮城の日本酒のおすすめの選び方や人気商品をランキング形式でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。宮城の日本酒の蔵元や味わいなどによって選び方が異なりますので、ポイントを押さえて自分にぴったりの商品を見つけてください。