紅茶と合わせるウイスキーおすすめ11選｜ホットもアイスも！紅茶割りがおすすめ！

ウイスキーはそのままストレートで飲むほか、氷を入れたロックやソーダ水で割ったハイボールなど、さまざまな楽しみ方がありますが、紅茶とウイスキーの相性がいいことは、あまり知られていないかもしれません。

紅茶とウイスキーを合わせると、「アイリッシュアフタヌーン」のような紅茶を使ったカクテル両方の香りが楽しめるカクテルができます。カクテル以外でも、普段のウイスキーにほんの少しの紅茶を垂らすだけでも、いつものウイスキーとはまた変わった味わいが楽しめます。

そこで今回は、紅茶とウイスキーの組み合わせを楽しむ飲み方のほか、紅茶を相性のいいウイスキーやおすすめウイスキーを紹介します。ウイスキーが苦手な方でも飲みやすくなるので、ぜひチェックしてみてください。

ウイスキーの飲み方はストレートやロックのほか、シロップやジュース割り、最近ではソーダ水で割ったハイボールも高い人気です。これらはごく一般的なウイスキーの飲み方ですが、紅茶とウイスキーを合わせる新しい飲み方もおすすめです。

ウイスキーと紅茶はどちらも香りがいい特徴を持っているため、紅茶でウイスキーを割るとより華やかな香りが楽しめます。ホット・アイスどちらでも味わえるカクテルとしても、おすすめの飲み方です。

「ザ マッカラン」は、スコットランド・ハイランド地方のスペイサイドで作られている、「スコッチウイスキーの王様」とも称される老舗ブランドのシングルモルトウイスキーです。スペイン北部のオーク材で作られたこだわりの樽を使用し、熟成されています。

「ザ マッカラン12年」は、厳選されたスパニッシュオーク樽で最低12年熟成した原酒のみを使用したウイスキーです。樽由来のバニラを思わせる香りとフルーティーな味わいが、紅茶とよく合います。

「メーカーズマーク」は、アメリカ・ケンタッキー州で作られるバーボンウイスキーです。通常のバーボンウイスキーの原料にはライ麦やとうもろこしが使用されることが多いのに対し、メーカーズマークでは冬小麦を原料としたバーボンウイスキーを製造しています。

メーカーズマーク定番の「レッドトップ」は、バニラやオレンジ、はちみつのような香りを持ち、小麦の甘みを感じられる優しい味わいで紅茶とよく合うほか、オレンジとの相性も抜群です。

「グレンリベット」はザ マッカランと同様、スコットランドのスペイサイドで作られているシングルモルトウイスキーです。香りや甘み、フルーティーさのバランスに優れた味わいが特徴で、ウイスキー初心者でも飲みやすいマイルドさも魅力です。

スコッチウイスキー特有のピート臭やスモーキーフレーバーが控えめな点もグレンリベットの特徴で、紅茶と合わせても紅茶の味を邪魔することないので、相性のいいウイスキーとして挙げられます。

ウイスキーとストレートのホットティーを1：4の割合で軽く混ぜれば、ウイスキーと紅茶両方の香りを楽しみやすいホットウイスキーティーが簡単にできます。好みに応じて、砂糖やレモンを加えると、飲みやすく仕上げられます。

カクテル「アイリッシュ・アフタヌーン」は、このレシピにグレナデンリキュールとアマレットを加え、シナモンスティックを添えたものです。甘いリキュールとシナモンがブレンドされた複雑な味わいが楽しめます。

ウイスキーを使った冷たいカクテルを飲みたいときには、アイスティーと合わせてみましょう。たっぷりの氷を入れたグラスに、ウイスキーと紅茶を1：4の割合で合わせます。砂糖やガムシロップを適量加えれば、甘い味わいにできます。

もっと手軽にアイスティーとウイスキーのカクテルを作るには、「午後の紅茶」などの市販の紅茶を使うのもおすすめです。冷やしてそのままウイスキーと混ぜるだけで、簡単にアイスのウイスキーティーが楽しめます。

ホットまたはアイスのストレートティーと混ぜてもウイスキーの味がまだ気になる方には、ミルクティーと合わせたカクテル「アイリッシュミルクティー」を試してみましょう。牛乳が加わったまろやかな口当たりで、飲みやすくなります。

作り方は、砂糖を多めに入れたカップや耐熱グラスに、砂糖が浸るくらいの量のウイスキーと紅茶を注ぎます。仕上げにフォームミルクを乗せれば、紅茶とミルクの味わいが優しいアイリッシュミルクティーの完成です。

ここまで紹介したレシピはウイスキーと紅茶を混ぜる方法でしたが、ウイスキーに直接ティーバッグを漬け込んで紅茶の風味を抽出する「漬け込みウイスキー」という方法もあります。その方法はとてもシンプルで、アールグレイティーのティーバッグを入れた空き瓶にウイスキーを注ぐだけです。

250mlのウイスキーに対してティーバッグ4個を漬け込んだ場合、3～6時間程度で飲み頃になります。ミルクや炭酸水で割ったり、甘さを足したい場合はガムシロップを加えたりしましょう。

ウイスキーをそのまま飲むのが苦手な方でも、紅茶と合わせることで飲みやすく、新しい味わいを楽しめます。紅茶を使ったカクテルレシピなども参考に、紅茶とウイスキーの組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。