ハーブリキュールのおすすめ21選｜種類は？自家製の作り方も解説！

薬草系とも呼ばれるハーブリキュールは独特の苦みや風味があり、一度好きになるとその味の虜になってしまう魅力的なリキュールです。

使用されているハーブにもよりますが、消化を助けて胃をすっきりさせてくれたり、二日酔いになりにくくしてくれたりなど、ハーブの効能で体に良い影響をもたらしてくれる場合もあります。

ハーブリキュールをあまりご存じない方のために、本記事ではハーブリキュールについて解説していきます。おすすめ商品紹介のほか、おいしい飲み方や自家製ハーブリキュールの作り方などもお届けしますので、ぜひご覧ください。

薬草・生薬・ハーブ・スパイスを使用し複雑な味わいが魅力のハーブリキュールは、苦みのよさがわかる大人の味わいです。人によっては薬っぽい味と感じる方もいますが、苦みが好きな方はクセになります。薬草類をふんだんに使用しているため健康にもいいとされ、健康的にお酒をたしなみたい方にふさわしいお酒です。

ハーブリキュールは、使われるハーブによって味わいが大きく変わります。ハーブリキュールを選ぶ際には、使われているハーブに着目してみましょう。

清涼感のあるコリアンダー・独特なスパイシーさを持つシナモン・爽やかな香りと苦みのオレンジピールなど、好みのテイストのハーブが使用されたリキュールを選ぶと失敗が少ないです。

エキスの配合量によって飲んだ時に感じる風味の強さが違うので、エキスの配合量を基準に選んでみるのもおすすめです。エキスの配合量が多ければ濃厚な薬草の風味が楽しめ、少なければライトな口当たりとすっきり爽やかな喉ごしを楽しめます。

ハーブリキュールのアルコール度数は、低いものでは10％台から高いものでは50％とさまざまです。お酒に弱い方は、特にアルコール度数をしっかり確認して選びましょう。

高いアルコール度数のリキュールを多めの割り材で割ればアルコール度数は下がりますが、リキュールの味や香りが薄まって本来の味を楽しめない場合もあります。あまり割らずに飲める程度の度数を選ぶのが大切です。

ハーブリキュールには、砂糖を加えて甘味をつけた甘口のものと、少量の砂糖もしくは砂糖をまったく加えていないドライな辛口のものがあります。

食事に合わせるなら甘味の少ないもの、晩酌でゆっくり飲むなら甘めのもの、などと使い分け、好みの味でおいしく味わいましょう。

カンパリは、日本で最も有名と言っても過言ではないハーブリキュールです。美しい赤褐色、オレンジピールの爽やかな苦みと甘味のコントラストが絶妙で、カクテルの素材として置いているバーも少なくありません。

ジュースやソーダで割れば手軽においしく家飲みが楽しめ、家に1つは置いておきたいリキュールです。

ガリアーノは、すらっと背の高いスタイリッシュなボトルが印象的なハーブリキュールです。甘さの中にスパイシーさを感じるアニスの香りが鼻孔をくすぐります。

澄み渡るクリアな甘さがあり、晴れ渡る青い空のような心地よさを感じるのが特徴です。オレンジとの相性が良く、オレンジジュースを使ったカクテルにするのもおすすめです。

シャルトリューズは、フランスの修道士3人のみしか知らない門外不出のレシピがミステリアスなリキュールです。130種類ものハーブやスパイスを使用し、「リキュールの女王」とも呼ばれています。

ハーブの複雑な旨味が感じられ、ハーブの味わいをより深く感じられるヴェール・蜂蜜入りでハーブリキュール初心者にも飲みやすいジョーヌの2種類があります。

薬草をふんだんに使用し、ドイツの養命酒とも言われているのがイエイガーマイスターです。多くの薬草を使っている割に苦みが穏やかで、甘味もあるのでハーブリキュールを初めて飲む方にも向いています。

カンパリに次ぐ人気の高いハーブリキュールで、日本でも比較的手に入りやすくおすすめです。

アペロールは、鮮やかなオレンジが見た目にも元気になれそうなリキュールです。味もオレンジの風味が強く感じられ、フレッシュで爽やかな味わいです。

食前酒（アペリティーヴォ）向けに造られているので、アルコール度数は11度と控え目。食前に軽く楽しむのにぴったりで、お酒が苦手な方でも飲みやすくなっています。

ハーブリキュールの味をダイレクトに味わいたい方は、ロック・ストレートで飲んでみましょう。純粋にそのもの自体の味を堪能するならストレート、溶けていく氷とともに変化する味わいを楽しみたいならロックがおすすめです。

ハーブの苦みや奥深く複雑な味わいをじっくり堪能でき、寝る前にショットグラスでキュッと一杯飲むのにもぴったりです。

食事に合わせるときなど、すっきりとした飲み口を求めるなら水割り・ソーダ割りがおすすめです。ハーブの香りや味わいはそのままに、爽やかなドリンクに仕上げられます。弱炭酸・強炭酸で表情が変わるので、いろいろ試してお気に入りの飲み方を見つけてください。

甘味がもうちょっと欲しい時は、水割りならガムシロップ・ソーダ割りなら甘味のあるソーダを使用するなど、好みで調節しておいしく味わいましょう。

ハーブリキュールの中には、苦みが強かったり個性的な味わいのものもあります。苦みを和らげたいときには、ジュースで割るのがおすすめです。

苦みと甘味を併せ持つハーブリキュールは、同じく苦みと甘味を併せ持つオレンジジュースとの相性が抜群です。オレンジは味わいの強いハーブに負けず、ハーブの風味を生かしながらクセを抑えて飲みやすくしてくれます。

ハーブリキュールを使った、おいしいカクテルの作り方を2つご紹介します。アペロール・白ワイン・炭酸を1：1.5：1.5で合わせた「アペロールスプリッツ」は、白ワインの芳醇さと炭酸の爽快な喉ごしが味わえます。

強いカクテルが好きな方は、シャルトリューズ ジョーヌとジンを1：3で合わせた「アラスカ」がおすすめです。華やかな風味を持つジンとのマッチングを、ぜひお楽しみください。

好みのハーブを使って、自家製ハーブリキュールを作ってみませんか？ハーブリキュールは、お好みのハーブやスパイス・氷砂糖・アルコール度数35度のホワイトリカーを使って簡単に作れます。自分だけのオリジナルハーブリキュールを楽しみましょう。

生のハーブを使用する際は、しっかりと洗ってキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取っておきましょう。枝や茎など丸ごと使えます。煮沸消毒した瓶にハーブ類を入れ、氷砂糖とホワイトリカーを注ぎ、1か月ほどじっくりエキスを抽出すれば完成です。

おいしく体にもいいハーブリキュールを、毎日の生活に取り入れてもっと気軽に楽しみましょう。この記事を参考に気になる商品をチェックして、ハーブリキュールの魅惑のおいしさをぜひ堪能してください。

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